続けてイベントレポート…でもまだ4月分

今日は思ったほど晴れませんでしたね。
天気予報では昨日に続いて晴天のような話しでしたが、びみょーに曇っていました。

おかげで暑すぎず過ごしやすかったですがね。


まるで溜まった夏休みの宿題のごとく4月分のイベントレポートを立て続けに
書きためましたので、今週中に4月分は終えて来週早々には借金返済します!!


さてさて、4月分を溜めてしまったのは今日以下に記すレポートのようなことが
あったからということも言えるかも知れません。

少し気分が萎えていたのかも???


【Super5(スーパーサンク)・ビギナーズ 東京湾岸/Bumb新木場 】

1ヶ月ほど前になりますね開催されたのは。4月18日の土曜日でした。

この日は通常のこの会場の開催の時間より1時間遅らせての開始。
土曜日なので丁度いいくらいでしょうか。

参加は募集6チームのところ5チームが集まりました。
私どものところではこの会場での定期開催が比較的新しいので、
参加チームも他の会場に比べると常連さんと言うより、
毎回少しずつ新しいチームが入ってきている、そんな会場です。


まぁ、それが一つの伏線でしたでしょうか?


新年度、新コンセプトでの2回目の開催ですが、
ここは今のところ我々が開催している会場の中で唯一の
ロングパイル人工芝のピッチです。


ということで、新コンセプトに基づいてここでは「サッカーボール」で
よりサッカーチックにタマ蹴りしてみることにトライしました!


基本の規則書、新コンセプトは事前にオープンにしてありますので
細かいことは別に大きく変更になる点を試合開始前に全体説明しました。


ところがここで、いきなり「そんな変更聞いていない!」とか
「変更があるなら事前に説明しろ!」
などの声が上がりました。


ここでは素直に書いちゃいますがハッキリ言って「やれやれ」です。


事前にどんなにHPなどでハッキリと明記してあってもこのようなことは
起こるだろうな〜そんな予想はしていました。
※メルマガ読んでいいただいている人にはわかりますよね。その懸念書いていましたから。


事前に完璧に周知しておくことなど無理なことですから、だから会場でまた説明をするわけです。


『フットサルコートだから「フットサル」以外なんてプレーできない!!』なんて。
そんなこと考えもしないと…
完全にブーイング状態です。


わからなくもないですが、何もこちらはだまし討ちにしようとしているわけでもなく。


だいたいうちは『フットサルドットコム』でなくて『タマ蹴りドットコム』とウソ偽り無く明言しているんですがね。


私たちの会社のコンセプトそのものが「草サッカー」「ストリートサッカー」
いわゆるボール蹴り、タマ蹴りからはじまっているのです。


今回そこへ原点回帰しようとしているだけですから。


なかなかそのニュアンスを理解していただくのは難しいだろうな〜。
そのことは理解しているつもりです。


きっと今フットサルをプレーしている多くの人たちは、
気がついたらそこにはもうフットサルが存在していた。
そんな人たちでしょうから。


逆に私のようにガキの頃小学校の校庭や野っぱらで目印おいただけのゴールで、
陽が暮れるまでボールを追いかけ草サッカーやったことなど、
ほとんどそんな経験すらないのでしょうから。


そんな風景もはもう取り戻せないでしょうけど、
そこに流れていた雰囲気やゆるやかな時間の感覚
そういうものはなんとか表現できるのでは?
そう思ってこういう事を仕事としているのです。


無心にボールを追いかける楽しさ、仲間とのかけがえのない時間、想い出


そんなものを創り出せればいいな〜。そう思っているのです。


私たちはタマ蹴りの原風景を追いかけているのです。


ワールドカップチャンピオンズリーグで活躍する多くの選手たちだって
ガキの頃はみんなそうだったんですから。


こんなに管理された中でしかボールを蹴ることのできない日本ですが
ストリート、草の芽はちゃんとあるんだと。


そしてそこから原石は生まれ磨かれていくのです。


今は原石が育まれるそんな場所がなさ過ぎるのです。


管理された育成システムや、教育システム以前の問題を日本サッカー界は
もっと考えるべきだと、それをただ私のところで「だれかが言わなくちゃ!」
でやっているに過ぎません。


すべては「遊び」からはじまっているのです。


アルゼンチンやブラジルのサッカー観てて思いませんか?
スペインやポルトガル、フランスだってそうです。


最初からシステムで、ちっちゃなプラスチックの箱の中でサッカー覚えても
世界へは飛び出せないと思います。


我々は
「遊び」を真剣にできるような仕組み作りをしているだけで
「フットサル」を真剣にできるような場を求めているのなら
私どものところでなくちゃんとインドアの会場で行われる企画に参加すべきです。


そこは明記しているのですから、「ちゃんとフットサル大会やれ!」
といわれてもそれにはお応えしかねるとしか言いようがありません。



イベントレポートからだいぶそれましたが、こういう事を述べる場としての
日記でもありますから私はそれでOKと思っています。



そうして実際のゲームは進むわけですが、
ルールの理解とボールへの対応が徐々に感覚が掴めるチームと
そうでないチームとで差が出て来たでしょうか。

また特に意識しなくても、自然といつもより弾み、止めにくいボールに対して
ボールタッチを減らしダイレクトでつないでいくことをやっているチームも
見受けられました。


そう、人は環境が変わっても自然と順応していくんですね。


そういうのが私も確認したかったのです。


食わず嫌いで文句を言うより、慣れてしまえばそれはそれでボールを
ゴールに入れるゲームには変わりがないのですから。


そして今回ミックスで参加していただいたチームがありその様子から、
普段からかなりフットサルでの練習をしているのだろうな、
ということが伺え他チームでした。

最初は普段での練習が生かせないと考えたからでしょうかサッカーボールでの
プレーに抵抗を示しました。
ただ納得したかどうかは別ですが、やっているうちに
明らかにサッカーボールだからできたプレーやゴールがありました。


「フットサルは男女混合でも楽しめる」そういわれています。
そして我々もルーツはミックス大会からというのは前にも触れました。


しかしあの重く弾まないフットサルボールをちゃんと強く、
特にゴールに向かって蹴るのには女性の力ではかなりムリがあります。
男性でさえかなりちゃんと蹴れる人でないと良いボールは蹴れません。

またプレー中の流れの中でパスを出すにしてもキックがちゃんと
できていない女性にとっては思ったところへイメージ通りのボールを
蹴るのは至難の業です。

フットサルボールは女性には優しくないのです。あの重さ、弾まなさが。
ダイレクトプレーにしてもうまく芯にあたらないと勢いが出ません。
ですので勢いのないボールが男子にすぐにインターセプトされてしまいます。


これがサッカーボールだと、確かに足下に止めるには苦労しますが、
こと蹴るということではそれまでのフットサルボールと違って自分に
キック力がついたのでは?と思わせるくらい飛んだはずです。
そしてゴールへ向かってのシュートもいつも以上に強力なキックが
蹴れたはずです。

ダイレクトプレーもうまく合わせて足の面さえちゃんと当てれば
そこそこちゃんとパスになります。

そういう意味では女性はきっといつものフットサルボールよりプレーに
うまくできた実感があったと思います。
このことに気づいたかどうかはわかりませんが…


ですからロングパイルではぜひともサッカーボールでやってみては?
そんな提案です。



さてゲームの結果は?

とうにわたしどものHP【タマ蹴りドットコム】
http://www.tamakeri.com/result/index.asp

にPDFファイルとともにアップされていますのでこちらでご覧下さい。

はてなfotolifeに4月以降の企画でのチーム写真をすべてアップしてありますのでこちらもご覧下さい。

あのチームどうのこうのとか、あそこのチームがすごかったとか
ここでお話ししてもそんなにリアリティ無いでしょうからね。






PS.
先に書いたように私たち独自の新ルールに抗議することは全然かまいませんし、
それぞれのサッカー観(ここではフットサル観か?)がありますので
それはそれでかまわないと思います。

しかし自分のサッカー観を押し通すがのごとくそれらをmixi上にトピ立てして
あおったり、いやがらせでムダなアカウント作ったりしたチームの方がいる
ことが残念です。
またHPのBBS上に名前も告げず「抗議します」など、人としてどうかと思うような
ことを平気でする人が我々の参加者にいたことが残念です。

ピッチの上のことはピッチで解決する。それがスポーツですし遊びの掟です。
いい大人がいまどきのツールをちょっと手に入れたからといって、
ものの本質をまちがえて我こそすべてのように、力をかざすのはいかがなものかと思います。

私のところにはそのような非スポーツマンは訪れないと信じておりますので。
これからもずっと。


さ〜〜〜て明日も1本アップさせますよ〜〜!!