3月26日分 追加レポート
実は3月26日には学生大会以外にもう一つ忘れてはならない企画がありました。
それは【1×4】(通称:ワンバイフォー)
正確に言うと1ナイト×4マッチ 調布
この企画も創業以来タマ蹴りドットコムのルーツともいうべき企画。
いつもリザルトアップの対象にはならないのだが、
ここ数年はミズノフットサルプラザ調布において毎月2回木曜日の夜に開催されてきました。
この企画のスタートはこのタイトルではおそらく2000年頃かと思われる。
そもそもは過去の日記でも触れたので以下の所を参照いただくとわかりますが
http://d.hatena.ne.jp/Futsallovers/20090226
この平日夜のリーグ戦がそもそもの始まり。
リーグ戦がその役目を終える頃、それでも平日の夜に対戦を希望するチームのために
何かプログラムを用意しなくては!
ということで考え出されたのがこの【1ナイト×4マッチ】でした。
最初の会場はミズノフットサルプラザ二子玉川
続いて千住、藤沢でも行われていました。
一時は千住大橋でも行われ、この調布では施設オープンの時から実施されています。
二子玉川や調布ではその拡大版として平日夜のmini大会【ワンナイトカップ】
という形で3面使用し16チーム募集の大会や12チーム募集の大会も行われました。
最後は昨年千住での企画が終了し、最後まで残ったのがこの調布会場でした。
ここも昨年夏までは常連チームが毎回3チーム固定であり、
いつも3チームほどの一般募集枠が交代交代で埋まり、
隠れた人気企画として平日プレーヤーのニーズをうまく満たしていました。
ところがその常連チームが仕事の都合から1つ欠け、固定が2チームに。
そしてそのころから順繰りに入っていた他のチームもその頻度が急激に落ちてしまいこの固定2チームプラス1無いし2チームという状態に。
さらに寒くなるとそのプラスもなくなってしまいいつの日か常連2チームの世界に
なってしまいました。
さすがにこれでは、企画が続けられません。
今年に入ってからは月に1回に回数を減らしましたが、それでも大勢は変わらず。
仕方なく2008年度でついにこの長きにわたって続いてきた平日夜の企画に
終止符を打つこととなりました。
そしてこの日3月26日が最後の実施日となりました。
特に特別な儀式は予定しませんでしたので、淡々といつもどおりでしたが、
最終回はなぜか早々に募集定数の5チームになり、
いつもこうなら月1回ぐらいは継続できるのにと内心思うところもありました。
常連2チームにはそれでもなんとかゲームをできる場所を残してあげたい気持で
いっぱいでした。
最後の試合までいつもこの会場のこの企画を担当していただいたレフリーの方と
すべてを見届けて、そして常連2チームにいつか必ずまた復活させる日のために
今後も使えるようなカップを引き継ぎお渡しし、
もう一チームには私ども【タマ蹴りドットコム】が10周年の際に作成したオリジナルフットサルボールを贈呈しました。
これまでいろんな企画が生まれては消えていきましたが、
企画は消費するものとわかっていても、今回はやはり少し感傷的になりました。
今私たちがここで取り入れ開発した試合進行、その流れは
名称こそ違え他の主催者や会場でも
多く取り入れられ、マネされています。
私はそれを悪いことだとは思いません。
一時はさすがに人がえらく苦しんで、考えに考え抜いて世に出した
企画にそのレギュレーション、名称だって独自に考えたものを
ほとんどそのままそっくりに出されたときにはよっぽど怒鳴り込んでやろうか!!
と思ったこともありましたが、創成期のフットサルにおいて
それだけ人にマネされると言うことは、
私の考案したこの企画の完成度がそれだけ高いのだと!!
そう想い、自分を納得させてきました。
良いものだからマネされる。
企画者の宿命でしょうか。
このような企画にはパテントがないので、新しいものは生み出しても
その対価は直接得ることができないのです。
ただパテントや商標登録といったものが無いにしても狭い業界です。
マネすればすぐにわかります。
であれば一言挨拶や承諾を得て使用する。
そんな仁義があってもいいのでは?
スポーツマンシップはスポーツ企画には通用しないのです。
なんかすごくダークで理不尽な話しですよね。
長いこと私はそう思っているのですが、表向き爽やかで明るいイメージの
スポーツほど裏側は黒くて泥臭いのです。
それがこういう仕事をしていて一番嫌いなところです。
いつ愛想尽かしてもおかしくない状況でもあります。
話が脱線してしまいましたが、
ながらくこの【1×4調布】ご愛顧いただきました多くのチームの方々、
ご協力をいただきましたみなさま、そして最後の最後までご参加いただいた
「Club H feat.k」「FC mascoozu」の両チームのみなさま
本当に長い間ありがとうございました。
またいつの日か平日の夜どこかの会場で楽しくやりましょう!!
その日まで自主連、自主対戦になりますが、ケガの無いように
切磋琢磨していてください。
また会いましょう!!