3月15日 東京体育館スーパービギナーズ&Masters

いよいよ桜の開花が近づいて来たみたいです。

それぞれお花見の予定を計画しなくてはならないですね。


そんな暖かさが漂いはじめた先の週末15日に東京ど真ん中で恒例の
東京体育館屋外コート スーパービギナーズ&Mastersカップが開催されました!!

今月は従来通りの朝9:00〜の開催
この会場の場合はなぜかこの早い時間でもみなさんちゃんと集まっていただけます。
ありがたい限りです。

そしてようやく今年になってはじめてMastersクラスのお申込が4チーム有り
ようやく単独での開催が行うことができました。

少し暖かくなってきたのでオヤジ達もボールでも蹴ってみようか!ということになってきたでしょうか?


例によってそれぞれのクラスの最終リザルトは
【タマ蹴りドットコム】のホームページにPDFファイルとともにアップされています。

http://www.tamakeri.com/result/index.asp

スーパービギナーズクラスも早い時点で8チームが集まっていましたが、直前に1チームキャンセルが出てしまい、その穴が埋まらず7チームでの開催となりました。


この東京体育館会場ではここ最近はこのスーパービギナーズ、ビギナーズとも
いい感じでクラス設定をご理解いただいてそれに見合うチームがお集まりいただき
良い雰囲気で行われてきていました。

しかし今回は残念な事態となり、HPのリザルトにもあるように
明らかに規定に反するチームが参加されていたのでその賞典からは除外させていただきました。


この会場を含めてこの措置を執らなければならないのは久方ぶりでしたが、
やはりこちらも非常に心苦しいです。


なんのためのクラス区分、参加条件、レベル分けなのか?
今一度規則書に込められた私たちの思想をご理解いただければと思います。

「そんなこと、規則書読んだってわからね〜〜よ!」
というご意見もあるとは思います。

今は多くのイベント、大会が毎週末各地で開催されています。

それぞれの主催者がそれぞれの思惑で企画を実施していることと思います。
そこには統一された基準はありません。

それは、ある意味お客様達にいろいろご迷惑をおかけする原因でもありますが
それぞれ個性ある企画を実施することもでき、またお客様もそれらを選んで
楽しむことができるものなので、何でも画一化、統一化する必要はないと
私は思っています。


私たちには私たちの企画に込める思い、思想がありますので
それをお伝えすること、イベントの現場で表現しております。

私たちの企画はまず競技会ではありません。
【タマ蹴りドットコム】とあるように
いろいろな「タマ蹴り」遊びをできる場を提供することが最大で
最初から変わらぬ目的です。

フットサルを普及させるとか、フットサルを目指すプレーヤーを育成するとか
そういう目的、意味は全くないと言っていいです。


「遊び」ではありますが、そのゲームの性格上必ず勝ち負けはついてきます。
ということで順位も必然的に確定したりします。

その結果上位チームに副賞が与えられたりということは確かにあります。

でもこれはその日頑張ったタマ蹴りプレーヤー達へのささやかなご褒美。
その程度のものではないでしょうか?

勝ち負けはあくまでもその日の運であったり、ガンバリ具合が少し他のチームより
上だったり、たまたまいいコンディションのメンバーが揃ったりして得たその日だけの結果に過ぎません。
逆に言えば、敗れたチームにはなんの非もありません。
たまたまこの日は結果がついてこなかっただけのことです。

そんなに落ち込むことも、拗ねることも、卑下することも、そんな必要もありません。

そりゃあ、負けるより勝ったときの方が気分がいいに決まっています。
だから誰でも勝ちたいと思います。

でも負けることってそんなに悪いことですか?
その日のちょっとした遊びでたまたま負けてしまったことで、明日からの自分の生活の何かに大きく影響しますか?

パチンコや競馬やその他のギャンブルなどで大負けしてお金に困る。
そんなこともない他愛のない小さな負けではないですか?

その程度のものですよ、私たちがみなさんに提供している遊びの場は。
そんなリスクが大きいものをああいう形でやるわけがないです。


週末のささやかな時間、真剣にボールを追って汗をかき、仲間と笑い、仲間と悔しい思いをする。
その時間を共有することでまた次の機会まで頑張ったり、仲間の話題としてのネタを提供したりできる機会を得る。
そういう場だと思っています。


それがなんの目的からか、参加の条件を拡大解釈したり、自分対の都合が優先だったり。
そして負けたくないが極度に強くなると、勝てる企画へ参加する。
賞品がもらえる企画へと参加する。

そういう風に進んでいきます。


先にも書いたとおり、副賞などはその日のご褒美だったり、ささやかなネタの提供です。


いつから賞品をもらいたいがためにサッカーをしたり、ボールを追いかけるようになったのでしょう?


純粋にボールが蹴りたいから、ボールを蹴るのではないですか?


そんな純な青臭い話しは通用しませんか?


本当にボールが蹴りたくて、蹴ってみたくてそれができずにいた頃と比べたら
今は格段に環境が改善されました。

そうなるように私たちは15年も前から活動してきましたから、僅かなりともその実現に貢献できた自負はあります。


でも「タマ蹴り」の目的を多くのみなさんが見間違えるのであれば
この活動を続ける必要もないと思います。


実際には多くの方が理解していただき、純粋に「タマ蹴り遊び」を楽しんでいって
くれています。

10年来ご参加いただいているような方だっています。
我々のやり方や、考えに合わずに離れて行かれた方も当然いらっしゃいます。


「所詮業者だろう」、「お金もらってやってんだろ」、「サービス業じゃねぇの」とか言われますが、それは確かにそうだとも思います。
だからといって画一化された考え方で、すべてを見ないでいただきたいとも思います。


こういうのがあったらいいな!
だれかやってくれないかな!

そういうのを考え、形にし、時間をかけ、幾ばくかの利益をいただきながら
みなさんの「楽しい」を演出するためにこうやって企画を実施しています。

ちょっと長くなってしまいましたね。


今回のようなことがあると、本当にやるせないのです。
私はアホかも知れませんが、「ボールを蹴る人、サッカーを愛する人には悪い人はいない」そう信じてこうやって活動しています。


そういうサッカーへ、自分をここまで生かしてくれたサッカーへ、
少しでも貢献できることがあるのであれば、こんな私でも頑張ろうと。


多くのサッカーを愛するみなさま、どうぞサッカーを楽しんでください!!
一生サッカーをそばに置いていてください。


そういう意味ではMastersの参加チームの方々、それをまさに実践しているのだと
感じます。

ということで、今回もphotoはMastersのチームの方々に敬意を表してアップしておきます。
※その他のチームも以下のページにアップしてあります。
http://f.hatena.ne.jp/Futsallovers/%E3%82%BF%E3%83%9E%E8%B9%B4%E3%82%8A090315/



上二つは今回のMasters優勝---今や東京体育館の主「阪同隊イースト」さん
三番目は今回初めて、そしてR40カテゴリーで果敢に挑戦していただいた「TeamSindows」さん


つづいて「かりん」さんにジュニアパワーでの上位進出を狙った「ココナッツクラッシャーズ」さん

以上が今回のMastersチームです。