2月のイベントリポート【その二】

2月の続いてのイベントは先週末15日(日)に行われました

タマ蹴り・大橋スーパービギナーズチャレンジ
ミズノフットサルプラザ千住大橋での企画です。

現在はこの千住大橋会場と隣の千住会場で交互にだいたい開催されています。

年明けすぐの初蹴り企画は参加チームもわずかでしたが、
今回は最終的に10チーム!!

募集定数いっぱいでの実施となりました。
でもそこには一つのハプニングも!!

実は当日会場で受付をはじめるまでは9チームだったのです。
すべての準備は9チームで進められていましたが、
いざ受付をはじめると途中で、あるチームの代表者
「実は夕べPM11:00すぎにネットから申込みしたんですが…」
という申し出 (O_O) 

アボ〜〜ン という感じ。

確かに受付枠は10チーム用意してあったので、ネット上ではあと1チーム受付可能
な状態。
まぁ、制作を開始した時点でネット上を締切にしておく手もあるのですが
大概はそのままにしてあります。

普通なら、大会に申込みをするのに前日のそれも深夜といえる23:00時過ぎには
申込みはしてこないでしょう?

誰が考えても、その時間に仮に受付枠が空いている企画があったとしても
通常は事務作業はやっていないし、翌朝から準備が間に合うはずもない。

と考えるのがヒトというもの…


勝手な言いぐさかも知れませんが、
私は、私の所へ来るお客様はとてもいい方たち、
社会常識をわきまえ、ボールを蹴るのに紳士的で、大人な人たち
「ボールを蹴ることが好きな人に、悪い人はいない!!」
という想いがあります。
(そういうひとたちこそボールを蹴るのにふさわしい!!とも思っています)


ですのですべての規範、ルールなどがわざわざ書いて無くても
それぞれがそれを感じて常識の範囲の中で対応する。
そういう大人たちの集まりとしたいのです。

そもそもサッカーっていうのはそういうものでしょう。
ルールは基本的に至極簡単。
細かいことはヒトの考える善悪の中で考えればわかることを前提としてあります。

そしてピッチ上で起こることは基本的に自己責任!!

そういうものだと思います。

ということで、いちいち細かいこと書いたり、なんだりしていないのです。

そこでたまに今回のようなすれ違い、掟破りが起こるのです。


でも今回は朝メンバーもすでに招集していて、なんとか参加できないか??
という切実な想いもこちらに伝わってきます。

そう、ボールを蹴りたい気持ちは他のチームと同じなのは確かです。


他のチームの受付を進めながら、なんとか対戦に入れ込むことが可能か
頭を巡らせます。

そもそもが半端な9チームが適正の10チームになるわけですから
本来はそちらのほうがいいはず。

あとはすでに作ってある対戦スケジュールと対戦表の修正を行い
他のエントリーチームに伝えること。


キックオフの時間は刻々と迫りますが、


なんとか対戦スケジュールの作り直しにこぎ着け、開始5分前に
各チーム代表者を集めてインフォメーション。

10:00からは予定通りの対戦で開始。
飛び込みチームは第3試合からの登場で無事に参加OK!!

ということで、なんとかみんなHappyな形で進めることができました。


飛び込みチームにはヒヤヒヤさせてしまいましたが、
どうにかこうにか試合にはいることができて代表者のメンツも
つぶれずに済んだことでしょう。



毎回はこのようにうまくいかないこともあるんで
参加チームの方、お申込はどんなに遅くても前日の午前中までには済ませましょう。
その場合でもネットで済ませたからといって完全ではありません。
必ず電話を入れてそのことを確認して、直前の申込みで手数をかけること
少なからずそういう姿勢を見せておくほうがお互いに当日気持ちよく
迎えられます。

今回のケースは本当にラッキーだったといったほうがいいでしょう。

私のこの考え方、対応についていろいろお考えご意見あると思います。
例えば、
「面倒ならネット受付締め切っておけばいいだろ!!」
「よそは受付できないなら締め切ってある!!」
「締切となっていなかったのだから、どんなことしてでも受け入れる責任あるだろ!!」
などなど。

とくに最近いろいろなケースで多いのが最後にあるような
「こっちは金払ってるんだから、どんなことも受け入れる責任あるだろ!!」的な
ことをおっしゃる方が増えています。

ものごとや、あるケースのサービスではそういうことも確かにあるとは思います。
しかし私の所では
「金さえ払えば、おまえらは客のいうことを聞くのはあたりまえだろ!!」
というようなサッカープレーヤーは基本的にいない!!
という前提ですすめています。

私どもはお金をいただく方のしもべとしてのサービスを提供しているわけではありません。

我々はみなさんが=ボールを蹴りたいと思う人たちが、面倒な手間でなかなか簡単にボールを蹴ることができない。
そういう面倒な部分をこちらで成り代わりそのボールを蹴ることができる場をセッティングして提供することをして、その対価として参加費という形で費用をいただいています。

見方によっては確かにお客様ですが、それぞれがGive&Takeの関係です。
ですから俺こそが客!!というような方には私どものお仲間になっていただかなくて結構。そのように思います。


常々思っていますが、私どものイベントはその日一つの船もしくは飛行機です。
参加チームの方々はその旅客。
私はその船の船長であり、飛行機の機長です。

同じ船内、機内に乗り合わせた方々を快適に安全に過ごしていただくために
その歩みをすすめます。

乗船したある方のワガママや傲慢、ルール違反で他の旅客が不快だったり
被害を被るようなことがあった場合には、いくら乗船費用、搭乗費用をいただいていたとしてもその船の運航責任者としてその方を排除したり、活動停止したり
することになります。

そういう性質のものであると考えています。

近頃はネットの発達や情報伝達の偏った流れによって
どんなことに対してもユーザー側優位というような風潮がありますが
先に書いたとおりどちらが優位ということでは無いはずです。

サービスという言葉も勝手に一人歩きして、ユーザー側にとって何でも都合の
いいように解釈されています。

サービスを提供する側とそれを享受する側それぞれがそれぞれの立場
役割を理解すればみんなもっと快適にやっていけるはずです。



イベントリポートからかなり脱線した話になりましたが、
こういうことはなかなかお伝えする機会がないので、いい事例が偶然ありましたのでここで述べさせてもらいました。


こういうことを書いたからといって、この日のイベントが何か問題あったワケでは
全くありません。

というよりも、実際には私どもイベントにふさわしい
フレンドリーでフェア、大人なチームの方ばかりで
非常に心地の良いものとなりました。

急遽チームが増えて対戦スケジュールが変更になったにもかかわらず
ご理解いただき滞りなく対戦していただきましたし、
女性含めて5人でプレーしているチームに対してもちゃんと女性をケアし
スーパービギナーズなりのへっぽこプレーでも罵声ではなく、優しい叱咤の声で
励ますサポートの声有りで多くの方に楽しんでいただけたようです。


結果はいつものように
【タマ蹴りドットコム】ホームページにPDFファイルとともにアップされています。

http://www.tamakeri.com/result/index.asp


今回は10チームもいるのでチーム写真は厳選された(笑)
1チーム!!

はい!! Dream Shot のみなさん!!
元気いっぱいだったけどお目当てのものは手に入らず!!

他のチームの写真もこのはてなのアルバム
http://f.hatena.ne.jp/Futsallovers/%E3%82%BF%E3%83%9E%E8%B9%B4%E3%82%8A090215/

にありますのでご覧になって下さい!!